Mediumのハート(Recommend)が拍手(Clap)に変更 - マークが変わっただけじゃなかった
みなさん、すでにお気付きのことと思いますが、いつの間にかMediumのRecommendのマークが「ハート」から「拍手」に変わっています。
こんな地味なデザイン変更に何の意味があるのだろうと思っていたところ、Medium member向けに週1回送られてくるメールに詳しい説明が書いてありました。それを読んではじめて知ったのですが、単なるデザインの変更ではなく、機能の変更だったようです。
また、拍手のアイコンの上にカーソルを置いておくと、「×」マークが横に出てくるので、それをクリックすると拍手を取り消すことができます。この場合、何回拍手していても、全部取り消されて拍手はゼロになります。つまり、10回拍手しちゃったけど、9回に減らしたいなという場合は、いったん「×」をクリックしてゼロにしてから、9回拍手し直すということになります。
なかなか面白い機能だと思いますが、過去の記事との間に評価結果の差ができてしまうんじゃないかという気はします。いままではどんなにいい記事だと思っても1個のRecommendしかできなかったのが、今後は10個、20個、その気になれば100個の拍手だってできるのですから、同じくらい評価された記事でも、過去であれば10程度のRecommendだったのが、今後は100くらいの拍手を得ることになりそうです。いわば評価のインフレが起きることは避けられないのではないでしょうか。新しい評価システムになったからといって、自分が過去にRecommendした記事を探し出して拍手し直すような律儀な人はいないでしょうから、同じ程度に評価された記事でも、この変更が周知される以前の記事と、その後の記事とでは評価の数値が大きく異なることになるはずです。このことがどういう影響を及ぼすのか、少し気にはなります。
まあ、ともかくも、新しい機能ですから、Mediumも我々ユーザーも試行錯誤しながら、よりよい評価システムに洗練していくしかないのでしょう。どのくらいの評価なら、何回拍手するという基準も、個人個人で異なると思いますが、このシステムが定着していくにつれて、常識的な回数の基準というのが自然と出来上がっていくのではないかと思います。とりあえず、試しにこの記事に好きなだけ拍手してみてはいかがでしょうか。ご祝儀相場で1人10回くらいお願いします。
こんな地味なデザイン変更に何の意味があるのだろうと思っていたところ、Medium member向けに週1回送られてくるメールに詳しい説明が書いてありました。それを読んではじめて知ったのですが、単なるデザインの変更ではなく、機能の変更だったようです。
Some of you may have noticed that our Recommend button (green_heart) has changed to a Clap (clap). No, your eyes are not playing games on you!つまり、Recommend(ハートマーク)は、するか、しないか(0か1か)の選択肢しかなかったのですが、Clap(拍手)は何度でも好きなだけすることができるので選択肢は理論上、0~無限大ということになります。ちょっと面白いな、と思えば1回だけ拍手をクリック、ものすごくいいな、と思えば10回くらい拍手をクリック、というふうに評価のレベルを細かく調節できるということです。実際、4回拍手をクリックすると、「+4」という表示がされます。
お気づきになった方もおられるかもしれませんが、我々のRecommendボタン(緑のハートマーク)がClap(拍手マーク)に変更されました。そうです、あなたの目があなたをからかっているわけではありません!
This week, we began the roll out of a new, more satisfying way for readers to give feedback to writers. It’s no longer simply whether you like or don’t like something. Now you can give different levels of applause to the stories you love the most. Clap once, twice, 10 times, or 20 times. You’re in control to clap until your hands hurt.
今週、我々は読者がライターにフィードバックするための、新たな、そしてより満足をもたらす方法を開始しました。それはもはや、単に好きか嫌いかというだけのものではありません。今や、あなたは様々なレベルの称賛を好きな記事に与えることができるのです。1回でも2回でも10回でも20回でも、拍手してください。あなたは手が痛くならない限り好きなだけ拍手することができます。
Why the change? We’ve always wanted to build a system that accurately measures value. One that doesn’t rely on you giving a yes or no response. Claps allow you, the reader, to give the level of applause to each story as you see fit. The more you clap, the more positive feedback you’re providing the author and the more you’re letting us know this is a great story to recommend to other readers. If you want to read more about the change, our product manager Katie blogged all about it.
なぜ変更したのか?我々は、正確に価値を測定できるシステムを構築したいと常に望んでいます。それはレスポンスを与えるか与えないかの二択に依存しません。「拍手」によって、読者のみなさんはそれぞれの記事に対して自分が適当と思うだけのレベルの称賛を与えることができます。たくさん拍手すればするほど、より多くのポジティブなフィードバックを作者に与えることができますし、その記事が他の読者に薦めるべき素敵な記事であるとより強く知らせることができます。もし今回の変更についてもっと読みたければ、プロダクトマネージャーKatieがこれについてのすべてをブログに記載しています。
また、拍手のアイコンの上にカーソルを置いておくと、「×」マークが横に出てくるので、それをクリックすると拍手を取り消すことができます。この場合、何回拍手していても、全部取り消されて拍手はゼロになります。つまり、10回拍手しちゃったけど、9回に減らしたいなという場合は、いったん「×」をクリックしてゼロにしてから、9回拍手し直すということになります。
なかなか面白い機能だと思いますが、過去の記事との間に評価結果の差ができてしまうんじゃないかという気はします。いままではどんなにいい記事だと思っても1個のRecommendしかできなかったのが、今後は10個、20個、その気になれば100個の拍手だってできるのですから、同じくらい評価された記事でも、過去であれば10程度のRecommendだったのが、今後は100くらいの拍手を得ることになりそうです。いわば評価のインフレが起きることは避けられないのではないでしょうか。新しい評価システムになったからといって、自分が過去にRecommendした記事を探し出して拍手し直すような律儀な人はいないでしょうから、同じ程度に評価された記事でも、この変更が周知される以前の記事と、その後の記事とでは評価の数値が大きく異なることになるはずです。このことがどういう影響を及ぼすのか、少し気にはなります。
まあ、ともかくも、新しい機能ですから、Mediumも我々ユーザーも試行錯誤しながら、よりよい評価システムに洗練していくしかないのでしょう。どのくらいの評価なら、何回拍手するという基準も、個人個人で異なると思いますが、このシステムが定着していくにつれて、常識的な回数の基準というのが自然と出来上がっていくのではないかと思います。とりあえず、試しにこの記事に好きなだけ拍手してみてはいかがでしょうか。ご祝儀相場で1人10回くらいお願いします。
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