思うところあって、今回、自宅のテレビにアマゾンのFire TVを導入することにしたのですが、Wifi接続だとなんとなく安定性や速度が不安なので、有線LANで接続することにしました。備忘録がわりに手順を記録しておきます。

準備するもの

  • Fire TV stick
  • アマゾンイーサネットアダプタ(Amazon Ethernet Adapter)
  • LANケーブル
  • Amazonのアカウント
Fire TV stickはWifi接続するのが基本で、直接有線LANを接続することができませんが、専用アダプタを使うことで、LAN接続することができます。「イーサネット」というのは有線LANで使用されている技術規格の名前です。

Fire TV stickとイーサネットアダプタはAmazonで購入。
Fire TV stickとイーサネットアダプタ

このうち、HDMI延長ケーブルは、僕の場合、使う必要がありませんでした。テレビの裏面のスペースの関係で、Fire TV stickを直接HDMIポートに差し込めない場合に使います。なので、「延長」といいながらほんの数センチの長さです。本格的に延長したい人は市販の延長ケーブルを購入する必要があります。

まず、リモコンに電池を入れるのですが、電池部分のふたが非常に開けにくい上に、どこにも説明が書いてありません。
Fire TV stickリモコン開け方

裏面のふたにはかすかに凹みがあり、ここに指を当ててスライドさせれば開くのかと思いきや、凹みが浅すぎて全く役に立ちません。結局、ふたと本体の境目の隙間に爪を入れて下へ(上図では右へ)引くのが確実な方法です。
Fire TV stickリモコン電池セット

ついでに、リモコンボタンは以下のようになっています。
Fire TV stickリモコンボタン

リモコンが用意できたら、いよいよFire TV stickを有線LAN接続していきます。いちおう、Fire TV stickに説明書がついているので、その図で全体像を把握しておきましょう。
Fire TV stick有線LAN接続全体図

イーサネットアダプタには、LANケーブルを差し込むポートと、電源用USBケーブルを差し込むポートがあります。また、Fire TV stick本体には、イーサネットアダプタを接続するポートがあります。
Amazonイーサネットアダプタ

Fire TV stick本体

というわけで、これらを接続するとこうなります。
Fire TV stickとイーサネットアダプタ接続

Fire TV stickとイーサネットアダプタ接続

ここまでできたら、あとは、LANケーブルをルーターに、電源アダプタをコンセントへ、そしてFire TV stickをテレビのHDMIポートへ差し込みます。
テレビのHDMIポート

HDMIポートへFire TV stick挿入

これで接続は完了で、あとはテレビ画面を見ながら設定をしていきます。

まず、テレビの入力切替で、HDMI入力を選択します。僕の場合、HDMI1はケーブルTVで使っているので、Fire TV stickはHDMI2になります。

Fire TV stickの接続が完了し、入力先をHDMIにすると、設定画面が表示されます。
Fire TV設定画面

指示にしたがってリモコンを近づけると、設定がはじまります。
Fire TV設定画面

まず、言語を選択。
Fire TV設定画面

Amazonのアカウントでサインインします。
Fire TV設定画面

Fire TV設定画面

Fire TV設定画面

サインインできたら、機能制限の設定画面が開きます。
Fire TV設定画面

子供が勝手に有料コンテンツや成人向けコンテンツを視聴したりできないようにするための機能です。僕の場合は、僕ひとりだけなので「機能制限なし」を選択します。

次は音量調節。
Fire TV設定画面

最後に、アプリのダウンロード画面が開きます。これは別に今やらなくても、後からいつでも必要なアプリをダウンロードできます。
Fire TV設定画面

これで設定は完了し、ホーム画面がひらきます。
Fire TV設定画面

これで接続・設定は完了しました。プライムビデオやYouTubeを視聴してみましたが、有線接続だけあって、非常に安定して再生されました。