前篇で楽天モバイルの申し込みを完了したのが8月28日(土)の夕方ですが、翌29日(日)の夜には端末発送完了のメールが来ました。30日(月)到着予定ということでしたが、その日は夜まで不在で受け取りできないので、9月1日(水)の夜の配達に変更しました。


9月1日の夜、端末が届き、配達員の方が運転免許証をチェックして手元の機械にデータを入力して本人確認が完了し、無事に端末を受けとることができました。


届いたのは、端末本体と、専用クリアケース、スタートガイドです。


早速、スタートガイドに従って端末の初期設定をしていくのですが、ガイドの内容が「Rakuten Hand」という端末を例にしているからか、実際に表示される画面がガイドと微妙に異なっていて不安になります。僕が購入した「AQUOS sense4 lite」向けのガイドが、楽天モバイルのホームページに掲載されているので(初期設定方法(AQUOS sense4 lite))、そちらを参考にしたほうがいいようです。その際は、「nanoSIM」の場合と、「eSIM」の場合を選択するようになっているので、間違えないようにしないといけません。



実際の手順はガイドの通りにすればいいのですが、流れとしては以下のようになります。
  • Wifiに接続
  • 自身のGoogleアカウントでログインしてAndroidをセットアップ
  • 端末のロック方法などの設定
以上で、端末自体は使用可能になり、Wifi経由でネットにつながっているので、ウェブサイトの閲覧もGmailのやり取りもできますが、MNP転入はまだで、楽天モバイルの回線はまだ開通していません。au回線の旧端末は今までどおり使用できます。

ここまで済ませたところで、すでに時間が21時を回っており、MNP転入を申し込んでも転入が完了するのは翌日になってしまうため、この日はここで一旦作業を終了しました。

翌9月2日夕方から作業を再開しました。
  • プリインストールされている「my 楽天モバイル」アプリを更新して最新バージョンにする
  • スタートガイドの裏表紙記載のQRコードをGoogleレンズで読み取り、楽天会員IDでログインして本人確認を完了
  • 「my 楽天モバイル」アプリを起動して、MNP転入開始→まもなく完了
  • そのまま同アプリで楽天回線開通手続き開始→まもなく完了
以上で、楽天モバイルへの乗り換えはすべて完了です。「my 楽天モバイル」アプリを起動すると、「楽天回線エリア接続中」と表示されています。

MNP転入が完了した時点で、auとの契約は自動的に解約となり、旧端末のau回線は使用できなくなります。僕の今回のau2年縛りの除外期間は9/1~9/30なので、9月2日に解約したことで、違約金の支払いを免れることができました。

以上で、はじめてのMNPは無事完遂できましたが、おサイフケータイや銀行アプリなどのインストール・設定のほか、国内通話・SMSを無料にするための「Rakuten Link」アプリ設定などの作業がこのあと必要です。それらは次回、「番外篇」としてまとめます。