先日12月10日は坂本龍馬の暗殺(1867年12月10日=慶應3年11月15日)から150年でした。今日12月12日は龍馬とともに襲撃された中岡慎太郎が亡くなってから150年になります。


先日、白黒写真を自動的にカラー化するソフトを紹介しました(AIで白黒写真をカラー化するソフト)。せっかくなので、このソフトを使って龍馬や彼に関わる人たちの白黒写真をカラー化してみました。


まずは龍馬の一番有名な写真。

左:元の白黒写真 右:カラー化した写真


うっすらと色が着いた、という感じです。先日の記事でも指摘しましたが、このソフトによるカラー化はややくすんだ色になる傾向があります。どうやらこのソフトの本来の目的はカラー写真がなかった昔の白黒写真をカラー化することのようなので、年月を経て自然に退色したような色合いになるのは仕様なのかもしれません。


次はくつろいでいる龍馬。慶應3年頃の写真だそうです。

左:元の白黒写真 右:カラー化した写真


これはいまいちですね。先日の投稿のベニコンゴウインコと同様に、全体的に茶色になっていまいました。


龍馬の奥さん、おりょう(楢崎龍)さんもカラーになってもらいましょう。

左:元の白黒写真 右:カラー化した写真


これはまあまあいい感じではないでしょうか。美人だなあ。


龍馬の盟友で、ともに襲撃された中岡慎太郎はどうでしょうか。

左:元の白黒写真 右:カラー化した写真


うーん、これも、ちょっと全体的に茶色になってしまいましたね。


龍馬の先生、江戸無血開城の立役者、勝海舟はどうなるかな。

左:元の白黒写真 右:カラー化した写真


これはうまくいっているんじゃないでしょうか。イケメンですね。白黒写真のころからなんとなく思っていましたが、顔の色、かなり黒いですね。この写真は渡米時にサンフランシスコで撮影されたものなので、咸臨丸での航海中に日焼けしたのかもしれませんね。


きりがないので、この辺にしておきましょう。なかなか面白いソフトです。