ドメインオーソリティとは

汎兮堂関連サイトの移転以降、HiveBlogや汎兮堂HOMEで、ドメインオーソリティ(Domain Authority:DA)の測定結果についての記事をいくつか書いています。

汎兮堂関連サイトのドメインオーソリティを調べてみた【2020/03/20】

Hive BlogとSteemitのドメインオーソリティを調べてみた I checked Domain Authority of Hive Blog & Steemit

汎兮堂関連サイトのドメインオーソリティを調べてみた #2【2020/04/22】

Hive BlogとSteemitのドメインオーソリティを調べてみた【2020-04-24】 I checked Domain Authority of Hive Blog & Steemit

ドメインオーソリティとは、Mozillaが開発した、サイトの価値や信頼性を示すスコアのことで、Googleのページランクの代替となる指標として活用されています。

現在、ほとんどのネットユーザーがウェブ検索にGoogleを用いていますが、そのGoogleの検索結果の順位はページランクという指標に基づいて決められています。かつてはページランクを表示するツールバーによってスコアを確認できたので、誰でもそのサイトのページランクのスコアを参考にして、サイトの信頼性をチェックしたり、自サイトのSEO効果を検証したりすることができたのですが、2016年4月にページランクツールバーが廃止となって以降、ページランクを把握する手段がなくなってしまいました。

そこで、ページランクの代替として、ドメインオーソリティが注目されるようになったわけです。ドメインオーソリティはページランクと完全に一致しているわけではありません。そもそもページランクを把握する手段のない今、一致しているかどうか確認することもできません。しかし、被リンクをスコアリングのベースとしている点で両者は共通しており、ドメインオーソリティを向上させることがページランクを向上させること、そしてGoogle検索でより上位に表示されることにつながると考えられています。

ドメインオーソリティの調べ方

ドメインオーソリティは、Mozilllaが提供する「Link Explorer」というページで調べることができますが、このサイトは無料で使用できる回数に制限があり、1ヶ月に10回しか調べることができません。


そこで、僕は、Small SEO Tools が提供する「Domain Authority Checker」というサイトを利用しています。このサイトなら回数制限なく無料で使用できます。ただ、少し安定性に欠け、測定結果の表示に失敗することがたびたびあります。そういう場合は、何度かやり直せば、そのうちきちんと表示されます。

方法はいたって簡単で、入力ボックスにドメインオーソリティを調べたいサイトのURLを入力して、「Check Authority」ボタンをクリックするだけです。


ロボットではないことを証明するためのテストが表示されることがありますので、その際は指示に従って回答してください。


一度に10サイトまで調べることができますが、サイト数が多いほど当然ながら結果の表示に時間がかかります。また、失敗する確率も高くなるような気がします。

結果には、ドメインオーソリティ(0~100)とページオーソリティ(0~100)、Mozランク(0~10)の3種類のスコアが表示されます。ドメインオーソリティはドメインごとのスコア、ページオーソリティはページごとのスコアなので、同じドメインの各ページは、ドメインオーソリティはすべて同じですが、ページオーソリティはそれぞれ異なることになります。Mozランクについては詳しいことはわかりませんが、ほぼページオーソリティの10分の1になっています。

ドメインオーソリティを上げるために

ドメインオーソリティのスコアリングで最も重要なのは被リンクなので、他のサイト、それもドメインオーソリティの高い他サイトからのリンクを増やすことがスコア向上につながります。

正攻法としてはサイトのコンテンツを充実させることなのでしょうが、それだけでは効果が出てくるのにかなり時間がかかりそうです。大手SNSサイトなどを利用して、自サイトへの誘導、リンクを張るようにすると効果的ではないかと推測されます。今後、汎兮堂関連サイトを使って検証してみたいと思っています。